公務員 副業

公務員の副業はどこからなの?範囲は?を調べてみた!

公務員の副業が制限されていることは知っているけど、具体的には何がOKで何がNGなの?と思ったことってありませんか?

それもそのはず、結論からいうと公務員の副業には、具体的な定義がない。

 

条文で営利目的の行為などを制限し、人事院規則14-8で自営業となる範囲を定めてはいますが、何をどこまでという記載は一切なく、これらの条文で網羅できないことを最終的に任命権者の許可という条文でカバーしているというわけ。

 

卒男
卒男
副業に取り組みたいのであれば、副業に関する法律をしっかりと理解しておきましょう。

 

ということで今回は、どこからが公務員の副業となり、その範囲はどういったものなのか、ということを分かりやすくお話していきます。

 

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公務員の副業はどこからなの?範囲は?を調べてみた!・根拠法令

はじめに、公務員の副業はどこからなの?範囲は?を調べてみた!として、副業に関する根拠法令をみていきましょう。

 

まず、公務員の副業に関する条文は次のように分けることができます。

 

  • 営利目的の行為を禁止するもの。
  • モラルを規制するもの。
  • 自営業の範囲を示すもの。

 

さらに、これで包括できないことについての公的な唯一の資料は、人事院監修の業務違反防止ハンドブックでカバーしている。

 

まずは、営利目的の行為を禁止する法令からみていきましょう。

 

国家公務員法第103条、地方公務員法第38条でそれぞれ営利目的の行為を制限し、国家公務員法第104条で国家公務員の副業の任命権者の許可を得ることについて規定。

また、地方公務員の任命権者の許可については、自治体ごとの条例や規則で規定しています。

 

地方公務員法

(営利企業等の従事制限)
第三八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。

2 人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可の基準を定めることができる。

 

次に、モラルを規制する条文は、国家公務員法と地方公務員法のそれぞれで規定しています。

 

  • 信用失墜行為の禁止:国家公務員法第99条、地方公務員法第33条
  • 守秘義務:国家公務員法第100条、地方公務員法第34条
  • 職務専念義務:国家公務員法第101条、地方公務員法第35条

 

最後は、人事院規則14-8について。

 

不動産 内 容 戸建て:5棟以上の賃貸
マンション:10室以上の部屋の賃貸
10件以上の土地の賃貸
劇場、映画館、ゴルフ練習場等の不動産賃貸
旅館、ホテル等の建物の賃貸
駐車台数10台以上の建築物である駐車場または機械設備がある駐車場の賃貸
規 模 賃貸収入が年間500万円以上の不動産または駐車場の賃貸
農業 大規模 兼業不可
小規模 兼業可(第2種兼業農家)
太陽光発電 10kW以上 許可必要

 

この表に記載されているものは自営業に該当するため、任命権者の許可が必要となり、逆に、この範囲に該当しない規模と内容であれば、副業に該当しないということになるのだが、その大前提に先ほどの営利目的の行為を制限する条文とモラルを規制する条文があることを理解しておくように。

つまり、法律だから致し方ない部分はあるとしても、明確に副業の内容を定義せずにやんわりと囲んでおき、曖昧な部分は任命権者の許可で締めるという仕組みですね。

 

卒男
卒男
この曖昧な書き方は法律ですから仕方ないですね。ただ、重要なのは副業に取り組みたいのであれば、こういった仕組みを理解しておくこと。

 

参考:公務員の副業の定義って知ってる?

参考:公務員の副業に関係する法律はこれで完璧!許可・範囲・例外をマスター!

副業の範囲と報酬の定義

営利目的の行為を規制する法律の仕組みが分かったところで、副業の範囲と、副業という言葉と密接な関係な報酬という言葉についてお話します。

 

まず結論からいうと、公務員法に報酬の定義はない。

つまり、どういったお金が報酬になり、どういったお金が報酬ではないかの規定がないということ。

 

公務員法に規定がない以上、そこで議論しても仕方ないので他の法律をみると、次のように報酬を定義しています。

報酬とは、労働の対価。

 

しかし、公務員が家業の手伝いを無報酬でするのも副業か調べてみた!の記事でもお話しているように、この労働の対価自体も実は定義が曖昧で、当事者間の考え方次第で、報酬にも謝礼にもなってしまう。

ちなみに、

 

  • 報酬 = 労働の対価
  • 謝礼 = 労働に対する感謝の気持ち

 

ということは、休日の家の手伝いでもらったお米でさえ、労働の対価となりかねないということ。

 

以上のことを踏まえると、報酬の定義も明確でない以上、本業以外でお金に関わることは一切口外しないことが賢明でしょう。

まとめ

公務員の副業の定義、報酬の定義は非常に曖昧なものだからこそ、あなた自身が取り組んでいる副業の立ち位置をしっかりと理解しておくことが重要。

身の回りをしっかりと整理し、叩いても埃がでない副業でお金を稼ぎましょう!

 

 

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